マタニティプログラム

マタニティープログラムは、 お母さんとこれから生まれてくる、お子様のお口を守るプログラムです

むし歯と歯周病は、細菌による感染症です。むし歯の原因菌と言われているミュータンス菌は、生まれた赤ちゃんのお口の中には存在しません。ミュータンス菌は、赤ちゃんと触れ合う機会の多い家族から食事中のスプーンの共有や口移し等によって、または唾液を介して感染します。 主にお母さんからの感染が多いので、母子感染と呼ばれています。

お母さんのお口の中の細菌でも、構成比率の高い細菌がミュータンス菌の場合は、より感染し易くなります。 特に感染の危険性が高いのが、生後1才7ヶ月から2才7ヶ月の1年間です。この時期は「感染の窓」と呼ばれ、最も注意が必要です。この時期にしっかりとした予防歯科プログラムを行えば、その後のミュータンス菌の感染率は低くなります。

最近、わが子をミュータンス菌に感染させたくない一心で、赤ちゃんとのスキンシップを控えるお母さんもいますが、それは間違った育児法です。口の中の細菌は、400種類以上あると言われ、むし歯や歯周病の悪玉菌だけでなく、LS1の様な善玉菌も存在しているからです。

赤ちゃんとのスキンシップを控えるのではなく、お母さんやお父さんのお口の中の細菌構成比率を変えて、善玉菌を増やしていくことが大切です。

そして、マタニティープログラムを受診されることをお勧めします。マタニティープログラムの中には、最新の予防歯科プロブラムが含まれており、お母さんの口腔ケアの他に食生活、歯科からの育児法など、お母さんとこれから生まれてくるお子様のお口を守るための様々な情報を提供します。

最近話題の『バクテリアセラピー』もその一つです。

『バクテリアセラピー』とは、先進のバイオテクノロジーの研究によって解明されているすぐれた善玉菌を体内に補給し、悪玉菌の力を抑える方法です。 健康な人の体内には、もともと悪玉菌と戦う強い力をもった善玉菌がたくさん共生していましたが、ストレスや食習慣の変化など要因などで、強い力をもつ善玉菌が体内から失われてつつあるということが、近年の研究で明らかになってきました。

また、もともと体内にいた善玉菌には特に優れた力をもつ善玉菌がいることも、最新のバイオテクノロジーの研究でわかってきました。この特に優れた力をもつ善玉菌を、『プロバイオティクス』と総称しています。

『プロバイオティクス』とは?

ヒトの健康増進に寄与する生きた微生物のことです。善玉菌であるプロバイオティクスを摂取し、体内の微生物のバランスを整えて、健康を維持します。

特に、代表的なプロバイオティクスとして様々な種類の乳酸菌が発見され、研究が行われていますが、特に優れたプロバイオティクスは次のような特徴を持っています。

  • ヒト由来である
  • 生きたまま消化管にとどまる
  • 病原菌に対抗する作用がある
  • 抗菌物質を生み出す
  • 科学的根拠に基いた健康への効果

ただ単に善玉菌といっても、実はいろいろな種類が存在しており、それぞれの善玉菌によって好んで住む体の部位やはたらきは異なります。

薬で例えるならば、おなかにはおなか用の、お口にはお口用を服用しなければならないように、善玉菌にもそれぞれの特徴や得意とする分野がありますが、 歯科では、「ラクトバチルス・ロイテリ菌」が特に優れたプロバイオティクスです。

「バクテリアセラピー」にもちいるプロバイオティクスは、「ラクトバチルス・ロイテリ菌」(以下 L.ロイテリ菌)です。L.ロイテリ菌は、ヒトの母乳・口腔内由来の乳酸菌です。新生児の消化菅に最初に定着をする菌でもあります。

乳酸菌のヒトへの定着率は生活習慣病や衛生状況などにより変わりますが、L.ロイテリ菌は都市部より郊外に住む母親の母乳からより多く検出されることがわかっています。 L.ロイテリ菌は胃酸や消化酵素への耐性があり、優れた定着性があるなど、プロバイオティクスとして望ましい特性をすべて兼ね備えています。また、消化管内や口腔内において、善玉菌と悪玉菌のバランスに大きく影響を与えることが研究により確認されています。

マタニティープログラムの中には、予防歯科プログラムも含まれており、お母さんの口腔ケアの他に食生活、歯科からの育児法など、お母さんとこれから生まれてくるお子様のお口を守るための様々な情報を提供します。

料金

L.ロイテリン トローチ(1ヶ月分)
※10日分から購入できます
¥3,300

【料金は税込価格です】

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